Wednesday, March 30, 2011

2026年9月26日 - Honda Heritage Works パーツプログラム

 2026年9月26日 - Honda Heritage Works パーツプログラム

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PART 1 – CR-XオーナーにとってHonda Heritage Partsが重要な理由

Honda Heritage Works - パーツプログラム

CRX/CR-Xを所有している人なら、たぶんこの感覚はよく分かると思います……。部品が必要になる。部品番号を調べる。ネットで探したり、Hondaのディーラーに問い合わせたりする。そして返ってくる答えは――「廃番です」。

そこから捜索が始まります。

もしかすると、どこかのディーラーの棚に1個だけ眠っているかもしれない。国内外の誰かがデッドストックを持っているかもしれない。ヤフオクに程度のいい中古品が出ているかもしれない。転売ヤーや、同じように必死で探している他のオーナーと競い合うこともあります。そして残っているのは30年以上経った、日焼けして、ひび割れて、錆びて、反っている部品だけ。それなのに、自分がクルマを買った金額より高い値札が付いていたりします。

こうしたクルマを保存したりレストアしたりしている私たちにとって、それはもう「Honda黄金期のクルマを所有するクルマ好きの宿命」のようなものになっています。でも今年、Hondaが静かにもうひとつの選択肢を用意してくれました。

 


Honda Heritage Works

2026年4月、Hondaは古いHondaおよびAcuraのスポーツモデルをオーナーが長く乗り続けられるよう支援する新しいプログラム、「Honda Heritage Works」を正式に開始しました。

そのプログラムのひとつが、「Honda Heritage Parts」です。

Hondaは、すでに生産終了となっている部品の中から選定したものを再び供給し始めています。部品によっては、当時とほぼ同じ材料や製法を使って再生産される「純正復刻部品」であったり、現代の材料や製造技術を使って新たに開発された「純正互換部品」であったりします。

このプログラムは初代NSXからスタートしました。NSXにはHondaによる「リフレッシュプラン」という長い歴史があり、それが新しいプログラムの土台になったのは当然と言えるでしょう……。でも、ここからが面白いところです……。Hondaは今後、Heritage Worksを他の旧型スポーツタイプの車種にも拡大していく方針を明らかにしています。旧型。スポーツタイプ。……CR-X、かなり当てはまるんじゃないでしょうか。

ただし、ここで非常に重要なことがあります。2026年9月現在、HondaはCR-Xを今後の対象車種として発表していません。

ここからさらに面白くなります。Hondaは、オーナーに「どの部品が必要なのか」を聞いています。 Honda Heritage Partsのウェブサイトには、CR-Xに限らず古いHondaを所有している人ならぜひ知っておいてほしいものがあります。Hondaには「部品復刻リクエスト」フォームがあるんです。 

そして何より重要なのは、このフォームはNSXだけのものではなく、「その他」の車種も選べるということです。 

Hondaは今後も継続的に部品の復刻を進める予定で、オーナーから「必要な部品」と「なぜ必要なのか」という声を募集しています。送られたリクエストは集計され、今後どの部品を復刻するか検討する際の参考にされます。ただしHondaも明確に説明しているとおり、リクエストを送ったからといって、その部品が必ず復刻されるわけではありません。そしてもうひとつ大切なのは、これは注文フォームではないということです。

リクエストを送ったからといって、もしHondaがその部品を復刻した場合に購入する義務が生じるわけではありません。「この部品には需要があります」とHondaに伝えるためのものです。

あなたのCR-Xは本来ブロンズガラス仕様なのに、フロントガラスだけグリーンのものを使わざるを得なかったことはありませんか? グラストップのガラスにヒビが入っていたり、シールが縮んで雨漏りしていたりしませんか? あるいは今は問題なくても、あと5年経ってクルマが40年選手になったときも同じ状態でしょうか?

Hondaが35年以上前のどの部品にコストを掛けて復刻する価値があるのかを判断しようとしているのなら、需要があることをHondaに分かりやすく示す方法のひとつは、私たち自身が「何が必要なのか」を伝えることです。長年このクルマに関わってきた人なら、部品供給が少しずつ消えていくのを見てきたはずです。ひとつ廃番になり、またひとつ廃番になる。 

だからこそ、Honda Heritage Partsには大きな意味があります。これは、すべてのCR-XをBarrett-Jacksonに出てくるようなショーカー級のレストアに仕上げようという話でもなければ、すべてのナットやボルトをHonda純正の袋入り部品にしなければならないという話でもありません。社外品、中古部品、ワンオフ製作、3Dプリント、そして何よりオーナー同士のコミュニティは、これからもこうしたクラシックHondaを維持するうえで欠かせない存在です。

大切なのは「もうひとつの選択肢」があること。特に、社外品も代用品も存在しない部品については、それが非常に大きな意味を持ちます。


では、なぜこんな話をしているのか?

私は、すべてのCRX/CR-Xオーナーに部品復刻リクエストを送ってほしいと思っています。何百個もの適当な部品番号を送る必要はありません。廃番になったネジやクリップを片っ端から送ろうという話でもありません。本当にこのクルマを維持・保存していくうえで困っている部品について考えてみてください。自分自身に、こんな質問をしてみてください。

  • 必要になって買おうとしたのに、すでに廃番だった部品は何ですか?
    • 私の場合は、グラストップのシールでした。
  • Hondaがもう一度販売してくれるなら、交換したい部品は何ですか?
    • 私ならブロンズガラスのフロントウインドシールドです。私のCR-Xは他のガラスがすべてブロンズなのに、フロントだけグリーンなんです。
  • 壊してしまったら次が手に入らないと思うと、扱うのが怖い部品はありませんか?
    • 私の場合は、グラストップ車のウォッシャーノズルが取り付けられているテールゲート上側のモールです。
  • 純正部品が手に入らないため、品質に不安のある中古品や社外品を使わざるを得ない部品はありませんか?
    • 私はB16Aのエンジンマウント4個のうち3個をHonda純正で持っていますが、リヤマウントだけは廃番です。Anchor製の代替品はありますが、品質面で少し不安があります。

まさにこういう部品こそ、Hondaに知ってもらう必要があると思っています。

私自身はすでに、Project PRO.2の製作内容、自分のウィッシュリスト、そして手元にあるEPCを見直し始めています。自分自身の経験と、長年部品を探してきた経験をもとに、リクエストする価値があると思う部品を整理しています。今週、Hondaに知ってもらいたいと思う部品について実際にリクエストを送る予定です。この投稿の後半にも候補の一部を載せておくので、他のオーナーが自分にとって何が重要なのか考えるきっかけになればと思います。もし私がすでにリクエストした部品番号の中に、あなたも必要としているものがあったとしても、遠慮せず自分でもリクエストしてください。Hondaに伝えるべきなのは、あなた自身が自分のクルマに必要としている部品です。

正直なところ、CR-XがいつかHonda Heritage Partsの対象車種になるかどうかは分かりません。でも、Hondaが次の復刻候補を検討するときに、CRXコミュニティから山ほどのリクエストが届いている――そんな状態になっていたほうが、私はずっと安心できます。

 

PART 2 - 現在考えているHonda Heritage Parts候補

注意: このリストにある部品を、私の代わりに皆さんにリクエストしてほしいという意味ではありません。また、リクエストできる部品をこのリストだけに限定すべきだという意味でもありません……。これはあくまで、自分のウィッシュリストに入っている部品と、私自身がHondaへリクエストを送る際に「あれば嬉しい」と思ったものをまとめたものです。皆さんが自分の必要な部品を考えるときの参考になればと思い、共有しています。 


* は、個人的に「あれば嬉しい」と考えた部品です

— ヒーター/クーリング/エアコン — 

*79330SH3941 ヒーターレジスター

— ガラス — 

74320SH2000 グラストップASSY.

73800SH2003 グラストップシール

73100SH2812 フロントウインドシールドガラスASSY. — ブロンズ

73205SH2A00 エクストラウインドシールド ガラスASSY.

73256SH2003 エクストラウインドシールド モールディングCOMP.

73257SH2003 エクストラウインドシールド ロアモールディングSUB-ASSY.

73258SH2003 テールゲート エクストラウインドシールド アッパーモールディングシール


— パワーステアリング — 

53713SH3N12 パワーステアリング プレッシャーホース

53540SH3N10 右側タイロッドエンド(アウター)

53560SH3N10 左側タイロッドエンド(アウター)

53521SH3003 インナータイロッドエンド

— エンジン —

*50805SH3N11 右エンジンマウント

*50821SH3N10 左エンジンマウント

*50840SK7010 フロントエンジンマウント

50810SK7020 リヤエンジンマウント

36450PR3004 EACV 

— ボディ —

*73251SH2003 リヤウインドシールド アッパーモールディング 

74141SH3J00 ボンネットインシュレーター

73251SH2901 リヤウインドシールド アッパーモールディング(グラストップ) 

—


PART 3 - Hondaへ自分の部品復刻リクエストを送る

部品復刻リクエストフォームはこちらです:
https://waigaya.honda.co.jp/user/enquete.do?grp=heritage-works&no=20251127


フォームはもともと日本語なので、日本国内のオーナーであればそのまま入力できます。内容も比較的分かりやすいです。



入力手順:

  1. 「モデル」で「その他」を選択します(NSX以外の車種を入力できるようになります)
  2. 「車名」にCRXまたはCR-Xと入力します
  3. 「車台番号」を入力します。日本国内の車両であれば車検証に記載されている番号を参照してください
  4. 「車両が保管されている都道府県」を選択します。海外に保管されている車両の場合は、選択肢の一番下にある「海外」を選択できます

     


  5. 現在の走行距離に最も近い項目を選択します
  6. 希望する部品の「部品名」を入力します。可能であればHondaのパーツカタログで使われている名称を使うのが分かりやすいと思いますが、フォーム上で必須とされているわけではありません
  7. Hondaの部品番号を、ハイフン(-)を入れずに入力します。必要な部品番号を調べるためのオンライン資料もいくつかあります
  8. 「部品の希望理由」から、自分の状況に最も近い項目を選択します
  9. 「お困りごと」の自由記入欄に、その部品を必要としている理由や現在起きている問題を記入します(最大500字)
  10. 「お困りの期間」から、問題がどのくらい続いているかに最も近い項目を選択します
  11. ほかにも希望する部品がある場合は繰り返します。1回の送信で最大5品までリクエストできます


日本国外に車両を保管しているオーナーについては、「車両が保管されている都道府県」の選択肢に「海外」が用意されています。北米仕様の17桁VINなど、日本式の車台番号ではない番号が「車台番号」欄でどのように扱われるかについては、私自身まだ確認できていません。 


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